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「エシカル」って何?

What is “Ethical” ?
「エシカル」って何?

最近、よく聞く”エシカル”という言葉。
青山に「エシカルコンビニ」なんかも登場していますが、洋服や雑貨でも、エシカルを意識したアイテムがどんどん増えています。
一方で、具体的にエシカルって何か?と聞かれると、よく知らないという人もまだまだ多いのではないでしょうか。
今回は、最近注目されているエシカルについて書いていきます。

 

 

エシカルとは?

エシカル(Ethical)とは、直訳すると「倫理的」「道徳的」という意味です。
つまり「多数の人が正しい、公平だと思っていること」になります。

特に「環境保全、社会貢献すること」という意味でエシカルが使われることが多く、
環境に配慮していたり、社会貢献につながるものを「エシカル〇〇」と言います。
よく使われる言葉としては、エシカル消費、エシカルファッションなどがあります。

特に、商品自体の価値が高まる中、
社会や地球環境、自然にとってもよいものを選択するエシカル消費が近年、注目されています。

 

 

具体的にどんなものがエシカルなのか?

では「具体的にどんなことがエシカルなの?」というと、例えば下記のものが挙げられます。

(1)フェアトレードのもの
フェアトレードとは、先進国の企業が発展途上国の生産者から安く買いとるのではなく、
適正な価格で商品を仕入れることを指します。
発展途上国は弱い立場になりがちで、そのしわ寄せは一番立場の弱い生産者に押し付けられます。
フェアトレードによって、
生産者の適正な賃金や労働環境の改善など、生産者の生をが守ることが重要となります。
日本では『フェアトレード・ラベル・ジャパン』が、フェアトレードの認証を行っています。

(2)環境負荷の低いもの
たとえば、フェイクファー(人工毛皮)への切り替えや、生産工程において水やCO2などを大量に消費しないもの。
また、毒性の高い成分を河川に排出しないなど、環境負荷が低いといってもさまざまになります。

(3)伝統工芸品
ハンドメイドや伝統技法で作られる伝統工芸品は、主に4つの点でエシカルといわれています。
①天然素材が原料のものが多い
②地域の資源を使いながら生態系のバランスも保つ
③手作業が多く、つくる際のエネルギー資源の消費が少ない
④修理してくりかえし使えるものが多い また長い歴史の中で、地域の気候や風土に合うように培われた伝統工芸品は、知恵や技術の結晶。
地域の文化や歴史をたずねる助けになります。
伝統文化を次世代に残し、地域の活性化にもつながります。

 

 

なぜエシカルが流行しているのか?

最近、グッチなどのハイブランドがリアルファーの使用をやめて、フェイクファーへの切り替えを宣言。
ファッション業界でもエシカルなものが流行になりつつあります。

エシカルの定義も、まだまだ曖昧で、たとえばフェイクファーでも、
実は廃棄した際の分解性が低く、環境負荷の大きいものがあったりすることも。
エシカルと謳っているものでも、よくよく調べると実はそうではなかったということもあります。

それでも、エシカルは「次世代の在り方」として国際的にも注目されており、今後の流行の中心となっていくことが予想されます。
大切なのは、わたしたち1人ひとりが正しい知識を身につけて、行動に変えていくことではないでしょうか。

 

 

まとめ

今回はエシカルについてお話ししましたが、
価値観は人それぞれで、何を大切にするかは人によって違います。
エシカルな商品には、つくった人たちの思いがストーリーとなって、ぎっしり詰まっています。
「流行りだから」「エシカルという名前がついているから」という理由で選ぶのではなく、
ひとつひとつのストーリーを知って、共感できるもので身の回りを満たすことが、
エシカルな暮らしといえるのではないでしょうか。
SideHouseでは、様々な想いのつまった商品をご紹介しているので、ぜひ素敵なストーリーに触れてみてください。