What is aromatherapy
アロマセラピーとは?
アロマセラピーとは、
植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を使って、
心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法です。
香りは自律神経を整え、疲れた心と身体を癒してくれます。
今回はアロマセラピーの効果や楽しみ方をご紹介します。
精油(エッセンシャルオイル)について
精油(エッセンシャルオイル)とは、
植物の花、葉、果皮、樹脂などから抽出した芳香物質で、
アロマセラピーのベースとなる素材です。
その歴史を辿ると有史以前まで遡ります。
原料である植物は、薬や人々の生活に欠かせないものとしてさまざまな用途に使用され、
その先人たちの知恵の積み重ねから進化し、アロマテラピーは生まれました。
精油は改善したい症状や目的に合わせて、たくさんの種類の中から選ぶことが出来ます。
アロマディフューザーを使った芳香浴、
エッセンシャルオイルを浴槽に垂らすアロマバス、
アロマ配合のスキンケアなどによって体内に香りを取り入れます。
アロマの種類
沢山の種類が存在するエッセンシャルオイルですが、
それぞれの香りに特徴やイメージがあります。
香りの系統として大きくは以下の7つのタイプに区分されます。
それぞれのタイプに異なる特徴がありますので、
香りと共に気分や体調に合わせて選ぶのがおすすめです
。
●フローラル系
例)ゼラニウム、ローズ、ジャスミン、ラベンダーなど
優雅な香りが特徴。甘く華やかで、リラックスしたい時、気分を上げたい時などにおすすめです。
●シトラス系(柑橘系)
例)グレープフルーツ、オレンジ、レモン、ベルガモットなど
万人受けするナチュラルな香りが魅力で、明るく前向きになりたい時やアロマ初心者にもおすすめです。
●ハーブ系
例)フェンネル、バジル、ローズマリー、セージ、タイムなど
爽快な香りで気分をリフレッシュさせてくれます。
●ウッディ系(樹木系)
例)シダーウッド、ティートリー、サイプレスなど
森林にいるような心地良い気分にさせてくれます。新鮮で清潔感のある香りは、呼吸を深 してくれるので、リラックス・リフレッシュしたい時におすすめです。
●スパイス系
例)ブラックペッパー、シナモン、クローブなど
アジア料理の香辛料のような、刺激のあるスパイシーな香りが特徴。気分を切り替えたい時などにおすすめです。
●オリエンタル系
例)パチュリ、イランイラン、サンダルウッドなど
神秘的でエキゾチックな香りが特徴です。心を鎮めたい時、ムードを高めたい時などにおすすめです。
●樹脂系
例)ミルラ、フランキンセンス、ベンゾインなど
樹脂系は木の樹脂から採取した香料。粘度が高く、重くて甘い香りを放ちます。心を鎮めたい時などにおすすめです。
アロマセラピーの方法
日常生活の中で、効果的で且つ取り入れやすい方法で楽しんでみてください。
いくつかの代表的な使い方をご紹介します。
●芳香浴法
ディフューザーやスプレーを使って、精油(エッセンシャルオイル)を拡散させ香りを楽しむことで、
リラックスしたり、快眠、リフレッシュなど心のバランスを整える方法です。
●淋浴法
精油を植物油やバスソルトで希釈したものを湯船に入れて入浴、若しくは大きな桶などに体の一部を浸して部分浴として行う方法です。
身体を温めることで、血行促進や、疲労回復、デトックスなど相乗効果を与えてくれます。
●蒸気吸入法
コップや洗面器などにお湯を入れ、エッセンシャルオイルを数滴落としてから、
口若しくは鼻から蒸気吸入することで喉の痛みや呼吸器系のケアに役立てる方法です。
頭からタオルをかぶせる事で、フェイシャルスチームとしてスキンケアにも活用できます。
●湿布法
洗面器などにお湯(または水)を入れ、精油を数滴落としてから、タオルを入れて良く絞り、身体の一部に充てる方法です。
慢性的な痛みの肩凝りや、生理痛の時は、
温かいタオルを患部に充て温めます。捻挫や打ち身、炎症などの時には冷たいタオルを患部に充てて冷やして使うと良いとされています。
●トリートメント法
エッセンシャルオイルをキャリアオイル(植物油)で希釈し、身体や顔に塗布しマッサージする方法です。
リラクゼーションをはじめ、筋肉の凝りやリンパの滞りの改善、血行促進、保湿などの効果があります。
まとめ
今回はエッセンシャルオイルとアロマセラピーについてご紹介しました。
これらの研究が進んだ現在では、
美容、健康の増進、リラクセーション、スポーツ、介護や医療、予防医学など、
さまざまな分野で活用されています。
知識や理解を深めることによって、日常生活に上手く取り入れて充実した毎日を過ごしていきましょう。
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